乗り物雑貨ブログ

乗って揺られて観て食べて

競売書類PDF

裁判所に行けば、備え付けの書類及び、個人的に使用の書類等のPDFなどなど

競売に人気が集まり、個人も参加することで落札価格が高騰していますが、
不良債権を抱えた債務者も増え、競売物件もそれに伴い増加ってとこですね。

私の場合、ネット(BIT)で予め物件を選定し、3点セットを印刷し、
現場確認という感じです。最近はあまり取り組むこともありませんが。

まだまだ、競売に興味があるものの実際には、手がけていないひとも多いかと
下記のPDFがなんらかの参考にでもなればと思います。

■競売ファイル・競売手続き説明書
 → http://reihouse.weblogs.jp/baibai/files/Man_kanazawa.pdf 

■期間入札についての注意点 
 → http://reihouse.weblogs.jp/blog/files/20091105100635317.pdf

入札時に売却基準価額の20%を保証金として納め、
落札できたら、約1ヵ月の間に残代金80%分を納付します。
その他、代金納付時に所有権移転にかかる登録免許税(固定資産評価額の2%)と
抵当権等権利抹消(1件1000円)などが必要です。

代金を納付すれば、次は占有者との立ち退き交渉です。
どうも長引きそうなら、先に引渡し命令申し立てをしておくなどします。
※その他、賃借権等、落札者が物件を使用するに阻害する権利もありますが
 それは割愛しておきます。

■不動産引渡し命令の申し立てについて 
 → http://reihouse.weblogs.jp/blog/files/20080928144309890.pdf

■不動産引渡命令申立書
 → http://reihouse.weblogs.jp/blog/files/20080928144315179.pdf

引渡し命令申立を送付するも占有者(債務者)が受け取らないケースもあります。
そういった時は、現地に出向き、下記の居住地調査報告書を記載し、
実際に、占有者等がすんでいるが受け取らないことを証明します。

■居住地調査報告書
 → http://reihouse.weblogs.jp/blog/files/20080928144329268.pdf

裁判所が居住地調査報告書で物件に占有者等が居住していることを確認できれば
付郵便(書留に付す)にて占有者に引渡し命令申立書を送付します。
占有者が受け取らなくても、受け取ったものとみなされます。
占有者の意義申し立てする期間を設け、それが過ぎると引渡し命令が確定されます。

下記の書類で、債務名義(判決)を取り、引渡し執行に備えます。

■執行分付与申立書・引渡命令正本送達申請書
 → http://reihouse.weblogs.jp/blog/files/20080928144337263.pdf

相手方(占有者等)との交渉で、下記の動産放棄承諾書(私独自で使用のもの)を
いただければ、立ち退き後の動産(家具・家財)は落札者が勝手に処分できますね。
書面に署名・捺印などしない占有者に対しては、交渉時、録音などし、
裁判時の証拠物として備えておくなどもやることがあります。

■動産放棄承諾書
 → http://reihouse.weblogs.jp/baibai/files/20090703115223932.pdf

これで晴れて占有者が立ち退き、動産処分済みとなれば、落札物件が使用できることとなります。

まぁ、文章で書けば簡単そうですが、逆に難しそうですが、
自分でやってみれば、案外簡単に片付いてしまうこともあります。

長期家賃滞納者の立ち退き交渉よりは、簡単なことは確かです。
ただし、私は、特別な権利状況、事故物件は扱いません。
それはそれで、組事務所使用。共有物件などを専門に扱う人がやればいいだけで
わざわざ、無力な私が手を出すものでもないと思っています。