乗り物雑貨ブログ

乗って揺られて観て食べて

ブラックジャックのような岡大の歯科医

昨年の4月から岡山大学病院の総合歯科で歯の治療をしている。
担当は女性の歯科医で、いつも丁寧な治療で有難いが、治療時間がいつも1時間半以上かかるので、疲れてしまう。

前歯一箇所だけなんだが、どうも中々、治療が進まない様子。既に20回以上は通っている。本日、治療台に仰向きになっていると、後ろから男性の声が聞こえた。

数値を担当の女性歯科医に聞いているようだ。「21.5」、男性歯科医は「前はいくら?」、女性歯科医はPCを見て数分、「21.5です」

男性歯科医「そんなわけない」と関西弁アクセント。
そして、男性指歯科医が私の治療をし始めた。

すごい!
何だこの豪快さ、神経間際寸前での削り、そして、なんという素早さ。
最短かつ最善に治療が行われていることが実感できて実に心地良いのだ。

わずか10分足らずの出来事だったが、どうも女性歯科医には困難な症例だったらしく、総合歯科でトップの歯科医が出番だったようだ。

たかだか歯の治療なので命にかかわるわけじゃないが、医師の技術の差とは、手術などでは、天と地なんだろうと改めて感じた。

達人になるには、経験と場数が必要だろうが、達人になる人っていうのは、元来の素質とその心意気がある人物だけの特権だろうと・・・・・・思った。

大胆かつ繊細、こうありたい・・・