乗り物雑貨ブログ

乗って揺られて観て食べて

住宅ローン・質権設定抹消のお知らせ

住宅ローンを組んだ時、火災保険に質権設定がされていました。
今回、保証会社である中国総合信用株式会社から、火災保険に対する質権設定は、今後行わなくなるので、保険証券を返却しますという郵便がきました。

イメージ 1だから何? ってことですが、

住宅ローンを借りて家を建築した場合、もし、火災なので建物が消失などすれば、受け取る保険金は、まず先に金融機関に支払われ、ローンの返済にあてられるというものです。

いわいる先取特権、債権者であ金融機関が優先して弁済を受けることができるというわけです。

俺に保険金を先によこせと言っても、どうにもなりませんね。

最近は、質権設定などしなくて、火災保険の申し込み書コピーを渡せばいいというような傾向です。

なぜ、変わってきたのでしょう?
はっきりとした理由は、わかりませんが、私は前から質権設定など、無意味なものと思っていました。

金融機関は、土地と建物を担保にとっているわけですから、その上、優先弁済をうけるなど、そこまで縛る必要はないと思っていました。
保険金の使い道など本人の自由ですよね。

ちなみに、中国総合信用株式会社(中総信)というのは、銀行の保証会社です。
ローンの返済が滞っても銀行は、信用会社から弁済を受け、信用会社は滞納者に対し処理を行っていきます。
この場合、抵当権設定登記には原因が「保証委託契約による求償債権○○」となり、
銀行から直接借りた場合、登記原因は「金銭消費貸借による同日設定」などとなっています。

車をローンで購入すれば


イメージ 2
普通車の車検証サンプルです

ローンで購入すれば左の画像
下段部分の所有者は、ローン会社
そして、購入者は使用者ですよね。



不動産も車も高額ですから、ローンを使うケースは多いかと思います。
いざ、売却となると、自分の持ち物であるようでも、返済も含め、手続きが面倒になってしまいますよね。