賃貸不動産経営管理士という資格
本日、2件目の届きものは、簡易書留にて賃貸不動産経営管理士証』が送られてきました。初年度登録は平成20年、今回は、更新したものです。
さて、数か月前のことですが、期限切れの管理士証を捨てようかと思い、この資格の現況をネットでみると2013年から試験が実施され、受験者数と合格率は、以下のようでした。
実施年度 申込者数 受験者数 合格者数 合格率
2013年(平成25年) | 4,106人 | 3,946人 | 3,386人 | 85.8% |
2014年(平成26年) | 4,367人 | 4,188人 | 3,219人 | 76.9% |
2015年(平成27年) | 5,118人 | 4,908人 | 2,679人 |
54.6%
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この資格は、いずれなくなってしまうものかと思っていたのですが、日管協、宅建協会、全日により業界統一資格として新たな協議会を発足しているようです。
これらも含め、のちに国家資格へとの話題も出ているようです。ほんとかな??
現在の賃貸業界は、入り口の契約については、宅建業法で制御されているものの、その後の管理業務、そして退去業務に至っては、業者によりピンキリです。賃貸管理業者登録制度も国交省により出されても,あくまで登録は自由です。
そこで、この資格に独占業務、例えば、収支報告・管理事務報告の説明義務、退去立合書面への記名押印などを持たせるなどの検討があればいいかなと思います。
現在、賃貸業界ではない私ですが、賃貸管理という仕事は、売買、仲介、競売などと比べても更に奥が深く、面白いものでしたから、熱がこもってきそうなので、長文とならぬよう、ここらあたりでやめときます。