昔の景色 イオン岡山
画像は、平成21年冬の林原駐車場です。
記憶では、画像右の古びたビルの横にカバヤ食品の工場があったかと思います。
平成21年、林原のビルは既に廃墟ビルとなっていました。
阿山で林原と言えば、有名企業で、誰もが、まさか??とうい感じです。
林原研究所では「インターフェロン」、「トリハロース」なども開発されており、また、林原美術館、岡山駅前近くに4万5千㎡超の不動産を所有するなど、メッキがはがれる前までは、まさに優良企業のイメージしかありませんでした。
この林原駐車場は、副都心構想も打ち出され、何になるのか興味深々でした。
が・・・・イオンに買収され・・・
ただ、単なる田舎の地方都市における駅前周辺の景観が、どこでも見られる金太郎飴的なものとなってしまったというのが、残念です。
私は、岡山駅近くの林原駐車場は、日本には見られない、大きな広場、大スクエアとして色々な楽しみがある場所、くつろげる、一日中いられる、そして、災害時の避難所として魅力ある空間にして欲しいなぁ~と望んでいました。
前記事でも紹介しましたが、イオン近くのイトーヨーカドー岡山店はイオンにお客を取られたのか、平成29年2月末に閉店しました。
今はなんやら改装中です。岡山の両備グループの手により再開発となるでしょう。
この場所も昭和の頃は、たばこの専売公社工場があり、緑も豊かでした。
こうやって、地方都市でも徐々に変化しています。できれば、岡山市の中心部は、どこの地方都市でも見られる金太郎飴的都市景観じゃなく、他の都市に見られない景観、空間を創造して欲しいものです。