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プラス6万円って、何? (不動産売買)

以前、会社の同僚から相談があった、「仲介手数料安くならないかなぁ~」
聞くと、自宅を売りに出してA社に依頼、買い手はついたものの、ローンが通らずに白紙解約となったようだ。(ローンと特約付の売買契約書)
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私は、現在、不動産の仕事じゃないけど、彼がB社に媒介(3か月)を依頼するにあたり、素人でも、媒介を受けた不動産会社B社が仲介手数料を安くしてくれる方法として、

6万円をカットしてもらったら?」
同僚は「何それ?」

同僚の自宅が、3,000万円で売り出していると

仲介手数料は、売買価格3,000万円×3%+6万円=90万円(税別)です。
ただし、これは上限です。下は1円から上は96万円ってことです。

仲介手数料を、値交渉されるのは、不動産会社も嫌います。
媒介を受ける前から、嫌な気分になって、本気で売る気にはなれません。
ただ、この端数6万円なら、まぁいいかと、案外気楽に受けてくれそうです。


同僚に仲介手数料の端数6万円について説明しました。
仲介手数料の上限額

200万円以下の部分       取引額の5%
200万円超~400万円以下の部分 取引価格の4%
400万円超~の部分       取引価格の3%

ポイントは、400万円以下の部分が、取引価格の3%じゃないってことです。

もし、400万円以下の部分が3%なら、400万円×3%=12万円ですが、
200万円以下5%で10万円、200万超400万以下4%で8万円合計18万円
そう、差額は6万円です。

                      【参考画像】
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価格が400万円超なら、いちいち細かく計算をしないで
仲介手数料は価格×3%+6万円
と、簡易に計算してしまいます


さて、端数6万円の意味が分かった同僚は、次の媒介依頼B者に電話をいれました。
B社は「さすが、○○会社(ビル管理会社)にお勤めで、詳しいですね」
と、軽く承諾、わずかですが、されど6万円+消費税はでかいですよね。

知ってる人にとっては、当たり前、知らない人にとっては??ってことです。