後ろ向きシート、カペラカーゴ(マツダ)
カペラ カーゴ(マツダ)は、1988年~
この車には、マイカーとして乗っていました、
エンジンは1800CC,で、110馬力位だっと思います。
マイルドDOHCなので、特に速いわけでもなく、仕事で色々と道具やら積んで人も乗せてという状況から、このパッケージはすぐれものでした。
この当時、自宅は岡山で福岡に単身赴任してまして、2週間に1度、岡山~福岡を往復していました。
遅い車という先入観から、当初は適当な速度で走行していましたが、案外、足回りがいいいので、ATミッションでも一番おいしい回転域を使いだすと、意外に面白い、そして、これって隠れた名車じゃないのか?と思えるようになりました。
あとで知ったのですが、ドイツの人が選ぶインポートベストカーに連続して挙げられていました。
くやしいかな、日本ではあまり人気がなかった。
ローパワーと言えど、夜の高速はベタ踏みでリミター利かしながらの走行でも実に安定していました。
さて、この車は7人乗りですが、3列目のシートは、なんと、後ろ向きです。
実際に座ってみると妙な感覚でした。それより、後続車のドライバーと正面で向き合うという照れくささもあります。
当時は、スモークなど標準では付いていないので、自分で貼りましたが・・
ステーションワゴンというカテゴリーを開拓したのは、カペラカーゴであったり、
セドリック、グロリアかもしれません。
欧州では、車の文化が進んでいるので、様々な使い方が好まれても、日本じゃ、セダン、クーペ、ハードトップと、まだまだ、だったのかもしれません。
現在のパッケージなら、全席前向きシートで設計されますが、背が低い車の時代に、後ろ向きシートで7人乗れる・・・あっぱれです。