乗り物雑貨ブログ

乗って揺られて観て食べて

不動産の最近

既に買い付けが入り、終わったと思っていた投資物件

売主に連絡を入れてみると、まだ、あった。

買い付けは4本入ったそうだが、全て融資不可となり

契約に至ってない様子

これが、2年程前であれば、融資も下りて、既に終わっていたのだろう

価格も、当初売出しから、2割以上下げている。

今以上の値引きで購入したい方がいれば、

融資条件なし、ローン特約なしで指値を入れてみるなど

投資用不動産の下落は、まだまだ長引きそうな気配かも

サラリーマンがわずか3年で、家賃年収3000万円とか

結構、もてはやされているが、

わずか、3年で返済が終わるわけでもなく、

殆ど、全額借り入れをしているとすれば

返済、諸経費、税引き後の手取りは、いくらなのだろう

長期で借り入れすれば、手元に現金が残ったように思えるが

借り入れの元金があまり減っていない

かなり前から大家であったり、元手があれば

返済無しの手取り収入だろうが、ローリスク、ローリターンの大家業

そう簡単に、不労所得など手に入るものではないのも現実かと思える

プロのファンド、不動産屋でさえ、うまくいかず、多数放出されている現状

満室想定利回りに惑わされない、目利き必要かも



話は変わり、昭和の終わり、超バブルの時

Bカン、圧縮なんて言葉も不動産の中で飛び交った

Bカンは、B勘定の意味合い

総額1億の物件とすれば、A:8000万円、B:2000万円

要するに転売による短期譲渡税を逃れる為

例えば、7500万円で購入した業者が、

契約上、8000万円で売却したようにすれば

譲渡益500万円、それに諸経費等差し引けば、

実質短期譲渡に係る課税は、ごくわずかとなる。

そこで、別途、Bカン2000万円を裏金で頂くという構図

実際の価格は、1億円、契約価格は8000万円、

裏金2000万円は、貸金庫に入れて純粋な儲けといった具合

同様に、圧縮というのも価格1億円、圧縮2000万円で

言葉の違いだけで、やることはBカンと同じ

次の買い手も同じ手口で転売

バブルがはじけた時点の所有者は、悲惨な状況

売るに熟れず、不動産屋を昼も夜も追及、追及の嵐

ついに不動産屋で自殺者がでるなど、無残な状況でした

平成21年の今、不動産の大量放出、値引き合戦

地球が与えてくれ空間、土地を人間が勝手に縄張りを作り

経済活動に利用、相場を創造し、上げたり下げたり

節度のある空間の利用が大切かとおもうこの頃です。


追伸

競売市場が多少、バブっているように思えます。

再販業者が、殆ど再販価格相場で落札

代理の落札かと思えば、上乗せして再販市場に出回ってくる

特にマンションの場合、新築分譲の供給減により

中古マンションに需要が集まり、結果、中古マンションが多少のバブり

競売市場も、落札できそうな価格を追っかけての入札価格は

いずれ軽いバウルのはじけがありそうに思えてなりません

競売による転売も、厳しい時代に突入ですかね。