乗り物雑貨ブログ

乗って揺られて観て食べて

新聞スクラップ 山陽新幹線開業前

1972年(昭和47年)3月15日、山陽新幹線、新大阪~岡山間が開通
 
山陽新幹線開業前の新聞スクラップです。
 
山陽新幹線新大阪ー岡山間161㌔の建設工事は42年3月から5年の歳月と2295億円の巨額を投じて完成され、いよいよあす15日から開業の運びとなった。
山陽新幹線は、先輩格の東海道新幹線の時速210㌔を更に上回る時速250㌔運転を目標に建設された。・・・・
1㌔当たりの建設費は東海道新幹線の3倍近い14億2千万円にのぼった。山陽新幹線は科学の粋を集め、物量作戦で完成した。(山陽新聞より)
 
現在では、東海道新幹線が時速250㌔、山陽新幹線が時速300㌔まであがっているんじゃないのかな。500系とか700系に乗車しても東海道新幹線では時速250㌔なので300系で充分なわけだ。山陽新幹線は六甲トンネルを西に抜けると500系・700系はどんどん加速して500系なら時速300㌔(車内アナウンス)、700系なら時速280㌔まで達する。
以前300系のぞみがデビューした時、初めて250㌔車窓を味わい、速いなと思ったが、500系の300㌔では、確かに速いんだが、あまり感動もなく、狭い座席に窮屈感と激しい揺れに少し不快感を感じたくらいだ。やはり700系の方が快適かな。
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昭和44年、岡山の小学校の修学旅行は、京都・奈良方面だった。岡山駅から修学旅行専用列車の「こまどり」号に乗り、新大阪駅に到着すると誰かが、「新幹線が見える!」と言うと、一斉に左手側の窓に寄って、みんなで新幹線を食い入るように見つめたものだ。新幹線はめったにおめにかかることのできない電車だった。それからわずか3年後、岡山まで開通したのだから岡山県はお祭りさわぎの状況だった。