【岡山】犬島アート
5月4日、GWで息子も岡山に帰ってきており、昼前からどこかに行こうとなりました。島をテーマに検索していた息子が、犬島は?と聞いてくるので、私は、行ったこともないし、あんな小さな島なんて何もないよと答えました。
しかし、息子いわく、島にアートがあって面白いかもしれないというので犬島に行くことにしました。
犬島時間というアートプロジェクトが毎年この時期に開催されているようです。
写真家の青地大輔氏が1999年から犬島に通い、島民とのコミュニケーションを取りながら、犬島のシンボルとも言える精錬所跡地の煙突はもちろんのこと、自然・文化・歴史の魅力を見つけてきました。
知名度の低い犬島をもっと知ってもらい、過疎において文化を媒体としたコミュニケーションの再構築モデルとして犬島時間(アートプロジェクト)がスタートしたそうです。
Bが犬島です。Aの宝伝港から船で10分ほどで渡れます。
犬島は、島の周囲が4キロ程の小島です。
宝伝港は、岡山駅から車で40分くらいで行けます。
宝伝港です。奥に見える80人乗りの船が犬島行きです。
駐車場は近くに数箇所、港町の狭い道沿いにあり、そこに車をおいて港まで歩きます駐車場料金は、1日500円、乗船代は、片道300円です。
13時10分発の船で犬島に向かいました。GWなので船は満員でした。
①犬島港 お迎えパフォーマンス
音楽と踊りで迎えてくれました。
犬島港から少し南に歩くと、旧郵便局跡の古民家が、犬島時間受付の場所でした。
アーティストたちが空家となった古民家に作品を展示しています。
500円でINUZIMA ZIKAN 12THのわっかを手首につけてもらえば、全ての作品を見ることができます。
狐塚高校へ入学をして、島内めぐりが始まります。
おみくじを引きます。ほとんどが大凶か凶です。さすがキツネってとこですか。
②旧犬島郵便局舎、高木敦基・千葉尚美・細見博子
家の外には、ブリキの亀
④島カフェ(白い家)、小林泰子・村上トモミ・細見博子
吉川誠司(敷地ゲート、窓枠)
玄関扉がジクザクです。
犬島ガラス 白神典大・中野由紀子・平井睦美
蟻とか虫、大蛇?
島猫?
これは、常設のレンズアート
向こう側が、上下逆さまに見えます。
常設、花回廊のようなアート
近くに、円形屋根の休憩所があり、中にいると音が響いてくるようになっていました。
鳥居と狐高校生徒ですかね。
更に山道を南に行くと、竹林にたけのこが・・・
⑦犬島自然の家、学習棟、 青地大輔・片山康之
この方が、青地大輔さん?
常設、犬の大型オブジェ、中に入ると目の部分から外の景色を見渡せるようです。
コーギーぽいですね。
色々な人の協力で、タイルが集まられているようです。
ああ、爽快!
犬島学園校舎内、思い出の写真が床に配置されています。
中央の椅子に座り・・・・
③旧犬島郵便局舎裏 井内清志&アトリエSORA・高島幸市場
⑤古民家(長屋)、小野耕石・北側太郎・高本敦基
この洗濯バサミのアートは、手前のツリーが6000本(精錬所があった頃の島民人口)、そして奥のアートは50本(現在の島民人口)
こんな小さな島に6000人も住んでいた時期があったんですね。
石を重ね合わせたアート
犬島は以前に石切場としても栄えていたようです。
銅の精錬所跡、煙突が日本の景色とはおもえないような異様な風景に圧倒されます。
今から90年前に創業され、わずか10年稼働しただけで閉鎖となっています。
閉鎖後80年も経ってます。
犬島海水浴場へ向かう道、木が伐採され、将来ツリーハウスができるようです。
でたぁ~、犬島海水浴場
石の椅子が並べられていました。
寝転んでいます。
石のアート、中央の穴を覗くと綺麗な瀬戸内の海が見えました。
なぜか、瀬戸内海というより、トロピカルムード満点で日本とは思えない景色でした
隣島にある犬石様をアートにしています。
キャンプ場もありました。
⑥古民家(円応さん)、石切職人の頭領が住んでいた家だそうです。
人形作家 宮崎郁子・藤本高廣・片山康之
港にもどり東側にいくと、こんな景色が
精錬所入口へ向かう道です。
綺麗に切られた石が海岸沿いに並べられています。
遠くに小豆島も見えて、気持ちいい
港近くのカフェ
お土産売り場もありました。
港近くの神社
港から南側は、こんな感じ
帰りの船は、17時10分、宝伝港行きです。
対岸まで、たったこれだけの距離なんです。
いやぁ、わずか船に10分乗船しだけで、異国情緒まで味わえてしまいました。
犬島時間とは、犬島を訪れると感じることのできる
ゆったりとした時間の流れ・・・ですね。
また、訪れたいです犬島へ
こんな近場に素晴らしい場所があって、驚きました。
全てを紹介できていませんが、長い記事をご覧頂きありがとうございました。