乗り物雑貨ブログ

乗って揺られて観て食べて

【岡山】桃太郎伝説 鬼退治

最近、邪馬台国吉備説の話題もあり、ネットで見てみると卑弥呼の墓と桃太郎の鬼退治の所に関連があるようなので、とりあえず行ってみました。

目指すは、鬼がいたという鬼ノ城です。

鬼ノ城

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岡山市から総社市方面に向かいます。途中に造山古墳があります。


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そして、備中国分寺


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国民宿舎サンロード吉備路内、吉備国を支えた柱
日帰り入浴できます。


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鬼ノ城の山道を上がる手前にある砂川公園、20年くらい前、子供を連れてきて、川水のスライダーで遊ばせました。



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車が対向もできにくい狭い山道を何キロも上って、駐車場に到着。
杖があるってことは・・・・


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少し息切れをしながら、展望台に向かいます。


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おお!鬼ノ城が見えてきました。

桃太郎伝説の鬼は、(温羅 うら)と呼ばれ・・・

温羅とは伝承上の鬼・人物で、古代吉備地方の統治者であったとされる。
伝承によると、温羅は吉備の外から飛来して吉備に至り、製鉄技術を吉備地域へもたらして鬼ノ城を拠点として一帯を支配したという。

しかし、吉備の人々は、貧困で生活は苦しい状況にあったようです。



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吉備の人々は都へ出向いて窮状を訴えたため、これを救うべく崇神天皇(第10代)は孝霊天皇(第7代)の子で四道将軍の1人の吉備津彦命を派遣した。
討伐に際し、吉備津彦命は現在の吉備津神社の地に本陣を構えた。

さて、ここから桃太郎(吉備津彦命)による鬼(温羅 うら)退治が始まる訳です。



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鬼ノ城を下ると、吉備線服部駅にでました。


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運良く、岡山行きの列車がきました。吉備国際大学生が乗り込むなどで案外、活気がありました。



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鬼退治となった鯉喰神社(こいくい じんじゃ)

吉備津彦命は、温羅に対して矢を1本ずつ射たが矢は岩に呑み込まれた。そこで命は2本同時に射て温羅の左眼を射抜いた。すると温羅は雉(キジ)に化けて逃げたので、命は鷹(タカ)に化けて追った。さらに温羅は鯉(コイ)に身を変えて逃げたので、吉備津彦鵜(ウ)に変化してついに温羅を捕らえた。そうして温羅を討ったという。


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この場所で、鵜となった吉備津彦命は、鯉に化けた鬼を捕食した。
餌食として鬼を食べたってことですかね?

しかし・・・



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討たれた温羅の首はさらされることになったが、討たれてなお首には生気があり、時折目を見開いてはうなり声を上げた。気味悪く思った人々は吉備津彦命に相談し、吉備津彦命は犬飼武命に命じてに首を食わせて骨としたが、静まることはなかった。


あくまで神話です。
桃太郎にキジ、犬がでてきましたが、少し気色悪いですね。




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吉備津神社 鬼を静める釜殿

骨となった鬼の首だが、静まることはなかった。次に吉備津彦命は吉備津宮の釜殿の竈の地中深くに骨を埋めたが、13年間うなり声は止まず、周辺に鳴り響いた。ある日、吉備津彦命の夢の中に温羅が現れ、温羅の妻の阿曽媛に釜殿の神饌を炊かせるよう告げた。このことを人々に伝えて神事を執り行うと、うなり声は鎮まった。その後、温羅は吉凶を占う存在となったという(吉備津神社鳴釜神事)。

鯉喰神社は吉備国の中心地であったかと言われ周辺には古墳群もあり、独特な雰囲気があります。また、卑弥呼の眠る地とも言われだしたようです。

邪馬台国の九州説、畿内説に新たな吉備説が加わったとしてもそのミステリアスな部分が面白いじゃないですか。

ちなみに珍スポットとして近くには、
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なんでもない丘陵地に人工的に石を積み上げたものがありますが、なぜこんなところに・・・



また、田園の中に突然
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古墳らしきものが、


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周辺を巨岩に囲まれた

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巨岩だらけの


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ここにも巨岩の


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岩倉神社というのがありました。

他にも時代は違えど、秀吉の水攻め(高松城)跡があったり、JR吉備線沿いは、まだまだ楽しめそうです。