バック駐車はご遠慮ください・・だそうだ。

『バック駐車は、ご遠慮ください』という看板がある駐車場、ここは銀行です。

隣家からの要望というかクレームでこうせざるを得なかった銀行としては運が悪かったとしかいいようがないでしょうね。

しかし、前向きに入れた車をバックで出すのは実に大変な作業です。銀行の利用者は、どう思っていつも駐車するのでしょう？

さて、昭和の時代、ホンダプレリュードに4ＷＳという車がありました。

下記の赤い車です。（参考画像）後輪までもハンドル操作に比例して左右に振れてくれます。

少し無理かなと思った位置からでもすんなり切れ込んで駐車できます。先のようなバック駐車禁止の駐車場から車を出す時でも、バックで大きく切れ込んでいきますので出しやすいってことです。私も何度か乗ったことはありますが、すぐに慣れてしまいます。ただ、壁すれすれに駐車してハンドルを右に切りスタートしようとすれば、後輪までも動くためホイールが縁石に当たるとか、トラックなどに見られる外輪差というような感じで、リアが飛び出るので壁にあたりそうになるなどの欠点があり、結局、4ＷＳは、この世から消え去ってしまいました。

バック時だけ後輪がハンドルに対応する方式だったらどうなっていたでしょう？

と、まぁ、バック駐車禁止という場面から、昔の車を思い出してしまいました。