考える犬、コロ

昨年、羊毛フェルトアートを始めたころ、面白半分に作った作品です。

羊毛フェルト初心者の私は、ダイソーに行ってピンクの熊を作ろうかと思ったものの、羊毛フェルト4色も販売していたので、組み合わせてみました。体長５㎝くらいです。その時、手足がうまく表現できなくて、いっそのこと、で、自分でも笑いながらこんな形にしたわけです。

さて、コロとの出会いですが、平成２年、私が不動産の仕事をしている時、家の売却依頼がありました。大阪のマンションへ引っ越しをするという売薬依頼主、大阪のマンションでは犬が飼えないそうです。家の売却までに、コロと名付けられた　かわいいワンちゃんの里親探しもしなくちゃぁなりません。

しかし、家の売却が早々と決まり、コロは、保健所行きになりそうな気配、う～ん

結局、私が自宅に連れて帰り、里親探しとなりました。本当は、飼いたいのですが、妻が毛のついた動物は全くダメで猛反対。

下記の画像は、とりあえず我が家に来た頃のコロ(生後６か月位)です。

コロは約３か月間、我が家で過ごし、年末になると私達が妻の実家に行くので、私の実家にあずけて、・・・そのまま１８年、コロは私の両親にかわいがられ、平成20年まで、18年も長生きしました。

高齢となったコロは、最後の頃には目がほとんど見えない状況でした。しかし、何かを思い、何かを考えこちらを向いてくれる姿は、いいものでした。