昭和の雑誌から・1975年「月刊 自家用車」
1975年(昭和50年)3月号『月刊 自家用車』です。
今朝は、実家(誰も住んでいない)の草取りに行って、古い雑誌を見ていると、
ん?この表紙の女性、名前なんだったっけ??
昭和50年頃、軽四は誰にも見向きされず。落日となっていました。
私も軽四など見向きもしなかったですね。と、生意気にいうも車の免許を取ったのが昭和50年9月です。
この頃、軽四の室内は小型車並みに豪華になり、ダッシュボードは2リッター車のGTカー並となり、ハードトップの登場でその頂点に達しました。その結果、小型車を上回る価格の軽四がゾクゾク登場となったようです。ただし、エンジンはわずか360CCですから、軽の魅力などなくなってしまったわけです。
そこで、サイズを拡大し、エンジンを550CCにと話題になったのでしょう。
2年後のスタイルを予測していましたが、実際は、昭和50年9月に規格改定されています。この雑誌が3月号ですから、わずか6か月後に規格改定です。早急な対策が必要だったのでしょう。
長さ3.0m→3.2m、幅1.3m→1.4m、排気量360CC→550CC
当時の事情はわかりませんが、メーカーも規格改定に即対応できなかったのか、
スズキは1976年フロンテ7Sはサイズを拡大するもエンジンは443CC、翌年、ダイハツ550CCエンジンを暫定で搭載、
ダイハツは1976年フェローマックスに550CCエンジンを搭載するもサイズは変更しないなど、ある意味、変則的な面白い車が発売されています。
小型車では、ホンダが早々に排ガスクリア、CVCCシビックですね
アルゼンチンGPでは、エマーソン・フィティパルティが優勝です。
彼は、のちにチーム(コパスカー)を立ち上げましたが、あまり速い車を作れず、成績は低迷していましたね。
その他の記事も、盛りだくさんで、懐かし~
ただ、ここ10年以上、カー雑誌は買っていません。
最近の車は、どれもこれといった特徴もなく、車種名さえ覚えていません。
下記画像は、1973年のボルボですが、フロントマスクなど最近の車にも見られるデザインですよね~
最後に、雑誌の表紙を飾る女性は『木之内みどり』さんでした。
なんと、昭和32年6月生まれ、私と1か月しか違わなかったのか・・・
かわいくて、人気ありましたよね。