乗り物雑貨ブログ

乗って揺られて観て食べて

ジャパンタクシー

ジャパンタクシーと名乗って、タクシー専用の車体がトヨタから販売されるようだ。
5ナンバー、今流行のワンボックス

イメージ 1

ジャパンタクシーとうい命名から思い浮かぶのは、ロンドンタクシー
これは、古くからあって、ロンドンの名物だ。

後部座席に乗ると、ドライバー後ろの壁?にある座席は自分で倒し後ろ向きにすると向かい座席となり多人数が座れる」という勝れもの(最新のものは知らないが)
イメージ 2


2010年、日産がNV200バネットという勝れもののタクシー専用ワンボックスを発売している。今後、こういったタクシーが主流になるのかなと思ったものの、そう出回っていなかった。

イメージ 3


古くは、1993年、日産がタクシー専用車としてクルーを発売した。
後部座席の高さも確保した乗用車だった。
イメージ 4

トヨタは1993年に発売された日産のクルーに対抗すべく、2年遅れてコンフォートを1995年に発売した。

コンフォートは5ナンバーでありながら後部座性の車内空間を確保すべく、天井も高く、トランク容量も充分な、タクシーのための車体スタイルだった。

結局、現在のタクシーといえば、殆どがトヨタコンフォートとなり、日産のクルーは
2009年に16年の歴史を閉じ、生産は終了し、トヨタの勝利となった。
イメージ 5

クルーを運転したことはないが、コンフォートはまぁまぁ乗った。
動力性能、足回り等々は別にして、居住性は、いいものであった。

結局、今回発売のトヨタジャパンタクシー、いずれ、日本のタクシーの主流となるような気配です。

まぁ、メーカーにより、車社会が造られているようなもので、皆がSUVに、ワンボックスにと誘導されているのが現実。

これは、これで、いいのかなって感じることはありますけど・・・

エンジンさえ造らない、単なる車体のみ製造するトヨタですが、その経営的センスにはあっぱれです。